ETFの概要
アクティブ運用型ETFの説明
アクティブ運用型ETFとは、株価指数など特定の指標に連動した投資成果を目指すETF(以下「指標連動型ETF」といいます。)とは異なり、連動対象となる指標が存在しないETFのことをいいます。
アクティブ運用型ETFは、運用会社やファンドマネージャーが、予め定められた運用方針に沿って、その専門知識を生かしながら組入銘柄や資産配分を選択することで、ベンチマークを上回る投資成果を得る可能性を提供します。
ただし、アクティブ運用型ETFには、連動対象となる指標が存在しないだけで、特定のセクターや市場に対するエクスポージャーを提供することを主な目的とするものも含まれるなど、その種類は多種多様ですので、投資するに当たっては、自らの投資目的と合致するか否かをより確認することが必要となります。
現在、当取引所に上場するアクティブ運用型ETFは、連動対象となる指標が存在しない一方で、管理会社が指定した方法により、日々売買立会開始前までに確定したポートフォリオ情報(ETFの組入資産である有価証券やデリバティブ取引等の数量や金額、単価などの情報のことをいいます。)が配信されています。
管理会社が指定した配信方法は、次のリンクの「各銘柄の情報提供方法」の欄をご覧ください。
管理会社がICE Data Services、Solactive AG又はS&P Globalにポートフォリオ情報の配信を委託している場合には、ポートフォリオ情報(この場合の「PCF情報」と同義です。)を次のリンクからご覧いただくことができます。
ETFの基準価額(一口あたりの純資産額)及び市場価格に関する情報の入手方法は、指標連動型ETFと同じです。
- アクティブ運用型ETFには、上記リンクのうち「株価指数等に関する情報」はありません。
アクティブ運用型ETFへの投資に際しての留意点
アクティブ運用型ETFは、値動きや想定されるリターンが、指標連動型ETFとは異なる特性を有しています。
連動対象となる指標が存在しないことで、管理会社において相場の状況等に応じた柔軟な運用が可能となる一方で、リターンを狙った積極運用の結果、相場全体の変動からでは説明できない値動きをしたり、投資成果がベンチマークを下回ったりする可能性もあります。
また、現在、当取引所に上場するアクティブ運用型ETFは、ポートフォリオ情報を日々開示することが求められますが、当該情報は、前日の基準価額算出時の情報であることに留意が必要です。アクティブ運用型ETFの組入資産は、絶えず入れ替わる可能性があることから、当該ポートフォリオ情報を基に、取引時間中に算出・配信される一口当たり推定純資産額(インディカティブNAV)についても、常にETFの原資産価格を反映するものではありません。
アクティブ運用型ETF対象銘柄
東証に上場又は上場を予定しているアクティブ運用型ETFは、以下のとおりです。 当該銘柄の特性等は、当該ETFの有価証券届出書や管理会社のウェブサイトで開示されています。

政策保有解消推進ETF(シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社)

投資家経営者一心同体ETF(シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社)

NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ上場投信(野村アセットマネジメント株式会社)

NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信(野村アセットマネジメント株式会社)

MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信(三菱UFJアセットマネジメント株式会社)

上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)(日興アセットマネジメント株式会社)

SMDAM Active ETF 日本高配当株式(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)

iFreeETF 米国国債7-10年(為替ヘッジなし)(大和アセットマネジメント株式会社)

iFreeETF 米国国債7-10年(為替ヘッジあり)(大和アセットマネジメント株式会社)

SMT ETF日本好配当株アクティブ(三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社)

SMT ETF日本株厳選投資アクティブ

SMT ETF国内リート厳選投資アクティブ

SMDAM Active ETF 日本グロース株式(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)
